Auraのアンプ修理

行き着けの飲み屋でBGM用に使っているアンプの修理の依頼を受けた。

AuraのBritish Stingrayという機種で1999年製。15年間毎日のように使っている。壊れても不思議でない。回路図が無いので修理できるかわからないがとにかくやってみる。

Aura1

 

Aura2意外と簡単に原因が分かった。ミューティング用のリレーがONしない。電源電圧が100V以上だとリレーはONするがスライダックで電源を100V以下にするとONしない。リレーの感度が低下して来たのだろう。この状態ではリレーの接触抵抗が増えているので音質にも悪影響している筈だ。

長期間使用しているのでついでに電解コンデンサも交換することにし必要な部品を発注した。

使用している基板は片面基板なので回路図をトレースが簡単にできた。

フォノ・イコライザーは5532を2つ使ったNF型。初段は非反転増幅で約16dB増幅。2段目は反転増幅を使ったNF型。反転増幅のNF抵抗とカートリッジのインダクタンスが接続されると動作が不安定になるのでこれを防ぐためにフォノ入力を5532で受けてからとRIAA回路に信号を送っていると思われる。

イコライザーの出力とライン入力はセレクター・スイッチとボリュームを通りパワーアンプに入る。

パワーアンプは初段が2SA970の差動アンプ、2段目は2SC2240の差動アンプでカレーントミラー負荷でpp合成されている。2段目差動の出力で出力段のFETを直接ドライブしている。これでいいのか?と思う微妙な回路だが音はそれなりに定評がある。

現状で簡単に特性を測定し、ビフォアー vs アフターで比較してみようと思う。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Spam Protection by WP-SpamFree