昨年の12月から歯医者に通っています。なさけないことに私は歯医者に行くのが非常に怖いです。でも行くしかない時もあります。そんな時には悲壮な決意を持って友人の歯科医院に行きます。
先日の治療の際「このCD、まちがえて2枚買っちゃったから上げます。」と友人の歯科医からSiljeのCDをもらいました。
初めて聞く歌手なのでどうかなと思いましたがすごく気に入りました。一聴して思ったのはRickie Lee Jonesのような感じだということ。そしてバックのミュージシャンが上手い。
歯医者さんに行ってよいアルバムを教えてもらってラッキー!歯医者に行くのも苦行ばかりでないですね。
でも歯医者さんがport of call = 行きつけの場所 になるのは遠慮したいです。まさか友人の歯科医がいつも来るようにという意味をこめてこのCDを私に呉れたのではないと思いますが、、、
Seljeは北欧ノルウェーの歌手ですが私はヨーロッパのミュージシャンをあまり知りません。私が時々お邪魔している「エオンタ」というJazz喫茶ではヨーロッパのJazzを聴かせてくれますがいつも「いいなあ」と思います。でも自分ではCDを買って聴くことがあまりないです。今回のSiljeや彼女のバックをやっているミュージシャンをたどればきっと良い音楽が聴けると思うので少し追っかけてみたいと思います。
このアルバムは2000年発売。もう15年も前。世の中には良いものが一杯あるのに知っているのはそのなかのごく僅か。人間の限界を感じます。