電力自由化

電力自由化により電力会社を自由に選ぶことができるようになりました。

以前住んでいた英国では1990年代から電力の自由化が行われていてどの電力会社から購入するか自由に決めることができました。ガスと電気のセット割もあって少しでも安いものを選ぼうとしましたがどこを選んでもそれほど料金に大きな差が無かったように記憶しています。

日本で電力会社の選択ができるようになり私のところに案内が来ていました。そろそろ従来の電力会社から購入するか新しい電力会社から決めようと料金プランを調べてみました。調べた結果なんのことはない、現在のプランを継続するのが最も安いことがわかりました。今の電気料金より多少安くなるかもしれないと皮算用していましたが期待はずれです。

英国では自由化の副作用として電気料金が値上げされたと言われています。詳しいことは良くわかりませんが自由化しなくても値上げされたでしょう。また自由化により各電力会社の効率化が進んだので自由化前より値上げが少なかったかもしれません。

日本でも電力価格に市場原理が働くようになるので今までよりは企業間競争によりコスト削減、サービスの向上が期待できます。色々と課題はあると思いますがそうでないと意味がありません。

今より料金プランは安くならないのでできるだけ節電して電気料を減らしたいと思います。

私の地域は先月電気のスマートメータが取り付けられました。今までは月単位の電力使用量しかわかりませんでしたが現在はWebで日単位、時間単位の電力使用量がわかるようになりました。これは大変な進歩です。しかしリアルタイムの使用量はわかりません。

スマートメータから家のHEMSにリアルタイムでデータを送るBルートサービスというものがあるようです。折角スマートメーターになったのでHEMSを購入してみようと思い調べてみました。まだ手ごろな価格のHEMSは無いようです。機器の値段が高いし月額使用料がかかるなど購入したくなるレベルではありません。

簡単なHEMSならスマートメータと無線またはPLCで通信してデータを保存して閲覧できれば良いだけです。いずれ数千円のHEMSが出て来ると思うのでそれを待つことにします。

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