薪ストーブの入れ替え

25年ほどお世話になったバーモント・キャスティングスのアンコールは非常に素晴らしいストーブですした。しかし、メンテナンスが大変になってきました。

ストーブには薪を効率的に燃やすための触媒があります。触媒の掃除の際、触媒を覆うパーツをはずす必要があります。触媒を掃除した後に外したパーツを元の位置に戻すのが非常に大変です。長年使用して本体も変形しているのでパーツだけ交換しても購入当時のように簡単にメンテできないと思います。

そこで、新しくストーブを入れることにしました。新しいストーブの条件は以下の通りです。  

① できるだけ安いこと

② 燃焼効率が高く、煙突から煙や臭いがでないこと

③ 簡単にメンテできること

①について:私があと何年薪作りをできるかわかりません。アンコールのように25年使うことは無理でせいぜい10年くらいでしょう。欲を言えば15年?ストーブの値段が安くないと元を取れません。これが第一優先です。

②について:しかし、安かろう悪かろうでは薪の準備が大変だし、排煙で近所に迷惑がかかります。アンコールは正しく焚けば煙がほとんど出ませんでした。田舎でお隣さんとの距離があるとは言え近隣の方に迷惑をかけるわけにはいきません。この項目も大事です。

③について:あと何年薪ストーブを使えるかわかりませんが、使っていある間にはメンテの工数と費用が少ないことが必要です。①の安いことかぶるかもしれませんが手間がかからないことが重要です。徐々に体力が落ちてくるので、ストーブのメンテに体力を使わず、薪作りにだけ体力を使いたいものです。

いままで使っていたアンコールのカタログ写真を転載します。すごくかっこいいです。しかし値段が高いので①の条件を満たしません。②はOK ③は私のLife Timeを考えればOK?

今度入れるストーブのカタログ写真です。①②③の条件を満たします。②③の条件を満たすと①を完全に満たすのは難しいので相対的な評価です。③についてはこのストーブには触媒がないのでランニングコストは安そうです。触媒が無い代わりに希薄燃焼で触媒と同等の燃焼効率を達成しているそうです。触媒が無いと触媒を交換するする必要がないのでメンテコストが減ります。

今まではエレガントな雰囲気のストーブでしたが、今度は薪ストーブ本来のワイルド?なイメージなので楽しみにしています。

ストーブを購入する際、市から補助金が出るとストーブ屋さんから教えてもらい先月申請しました。本日補助金交付の通知を受けたので工事をお願いしました。補助金をいただけると本当に助かります。

ストーブを入れ替える際に少し問題になった点があります。25年前は煙突が太いほど良く燃えるとのことで我が家の煙突は直径8インチを導入しました。アンコールも8インチ仕様でした。下の写真に煙突を示します。

しかし現在は煙突径6インチが主流で8インチは過去の遺物のようです。全てのストーブは6インチ仕様なのでストーブと煙突の間の直径を変換するアダプタが必要です。6/8変換は一般的なことかと思いましたがかなり特殊なようで特注品で対応するそうです。何故8インチが廃れたのか定かではありません。

最後になりますが、アンプの設計について書きます。制御ソフトのコーディングを全て見直しました。デバッグ中ですが、DSPなどを使わずに制御できるかトライ中です。

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